「デザインの解剖展 身近なものから世界を見る方法」2016.10.14－2017.1.22【21_21 DESIGN SIGHT】
解剖されているのは、生活の中で馴染み深い「きのこの山」や「明治ブルガリアヨーグルト」だ。商品の“デザイン”といえば、パッケージの形や色を思い浮かべがちだが、決してそれだけではないことを、ここでは肌で知ることになる。
スマホ片手に巨大な「きのこの山」の写真を撮ったり、子どもに戻ったかのように「おいしい牛乳」型のつみきを組み立てたり。館内で人々は、観るだけでなく、大いに楽しんでいる。それは、展示室の中に入るだけで、まるでテーマパークか工場見学に来たかのような楽しみ方を自然にできているのが不思議なほど。
「世の中には、デザインが溢れている」建物を出た時に、きっとこう思うであろう。あの中にあったのは、すべて見慣れたものだった。知っていると思っていたものが、実は知らないことばかりでできていたという事実。
「身近なものから世界を見る」視点は、すでに自分の中にあったのだということをあたらめて発見する、そんな展覧会。
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21_21 DESIGN SIGHT
東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内
http://www.2121designsight.jp/
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